疲れてるとソシャゲもめんどい
ソシャゲはグラブルとシャニマスをやっているのだが、少し前から面倒になってきている。
グラブルに関しては周回が面倒だし、シャニマスに関しては、コミュとかは好きなのだが、なまじフルボイスでセリフを流す形式が性に合わないというのがある。これはグラブルでも一緒である。読み終えたらすぐ次を読みたくなるが声の演技は訊きたい。しかし聞くだけとすると画面の動きが乏しい。あとでまとめて読もうと思うのだが、あまり目を通せていない。
どちらもちょっとプレイはするのだが、新しいのを見るのにちょっと勇気がいる状態だ。特にシャニマスってカロリーが高いストーリーだしね。そこが好きでもあるけど、疲れているときは余白をたっぷり使う演出に胃もたれしちゃうのである。
というか、最近本を読むのも難しくなってきている。即効薬をくれ。何に対してかは分からないけど。
ハコヅメの1話を見た
ハコヅメ1話を見た。
原作が好きだったのでドラマをみることにしたのだ。最近はドラマあんまり見ていなくて、NHKでやってた松坂桃李が主演の「いまここにある危機と僕の好感度について」(だっけ? 長いのでちょっと違うかも)を見たくらい。あれは面白かった。松坂桃李が三枚目役やってるの好きです。あとNHKのガンディーンも見てるな。パラ陸上の選手役の奥野壮が変身する特撮。多様性というテーマが見えてるのにさすがNHKだぜってなる。おれはNHKが好きなんだな。
で、ハコヅメの話ですよ。もうすげえよかった。
漫画原作のドラマって、最近はどんどんクオリティも上がってるけど、出来の悪いイメージも残っていて、やっぱり思い入れがあるので不安だったんですが、高い再現度でありながら漫画を再現するのにこだわらず、ドラマとして面白いものになっているのがいい。
主演の永野芽郁が単なる新人役にありがちな巻き込まれ系キャラになってるのかなーって見始めは思ったけど、女子会のシーンとか、ラストの「クソ野郎」のあたりとかに図太さの片鱗が見えて嬉しい。
というかキャスト全員いいですよね。おれ山田裕貴が「100分で名著」で金閣寺の朗読やってるの見て「超かっこいい! ファンになる!」ってなったんだけど、山田役の山田裕貴はホントにバカさといいやつさが出ていていい。ムロツヨシもよかった。ギャグに寄り過ぎた演技しているイメージがあったけど(一部監督作品が悪い)、ひょうひょうとした上司としてすごいよかったと思う。
あとギャグとシリアスを混ぜているつくりも信頼できそう。ドラマなんで多少見せ方が変わるだろうけど、それもメディアミックスの良さですよね。ドラマとして面白いのがやっぱ一番ですよ。面白いというか楽しい。
ところで川合の友人とその彼が出てきたけど、あれ見た瞬間「大麻やってない?」って思っちゃった。
来週も楽しみにしてます。
深夜、虫との格闘
昨夜、寝る直前にハエより大きいくらいの羽虫が視界を横切った。
おれは部屋に虫がいるっていうのが嫌いだ。特に寝ているときに羽音なんかを耳元で鳴らす奴はほんと絶滅しやがれと思うくらい嫌いなので、手っ取り早く死骸にして捨ててから寝ようとしたのだが、まあ例によって、室内の羽虫というものは一度見逃すとなかなか見つからない。草木もない部屋に何の用で来るんだよこいつら。縄張り意識とかないんか。
それでほっといて眠ってしまうには虫のサイズがデカすぎるので、しかたなく死角を作らないように壁を背にして、アリ用の殺虫剤(これしかなかった)を手にして待った。
で、ようやく姿を現したそいつに殺虫剤をぶっ放したわけだが、アリ用だと殺傷力が足りないのか、動きが鈍くなるどころかなぜか噴出口に向かって何度も突進してくる。なんだよそのバイタリティー。
おれの身体にまで突進してくるそいつと格闘するうち、やがてその虫はいなくなったのだが、死骸がみつからない。一応その虫の数倍はある蜘蛛も殺せるくらいには殺虫剤を何度もぶっかけており、もしかすると死んでいるのかもしれないが、死骸を見ないと安心できない。
しかし見つからない。
せめて寝ている回りで飛んでくれるなと、廊下に続くドアを全開にして眠ったのだが、それは敗北宣言とも同義だった。
で、朝になって思ったのが、「水落ち」で安心できる悪役ってやっぱり胆力がすげえなあと。おれなんかは特に害でもない虫に対してもこれだもん。
そして翌朝、おれはアリ用以外の殺虫剤をアマゾンで探すのでした。
漫画喫茶が好き
漫画喫茶が好きだ。
漫画が好きだからというのもあるが、あの狭いスペースがいい。
完全にひとりになるための場所って感じがして、みんなひとりになりにきているというのがいい。狭く孤独であるのだが、だからこその自由というものを感じる。
終電を逃して深夜に行くのも悪くない。帰り道をなくした連中ばかりで、一方的に親近感がわくし、同居人ではない他人のいびきを聞いているとなんだか可笑しくなる。まあ寝起きは最悪に近いのだが。
だが何より、漫画喫茶で読むと、漫画に入り込めてすごく楽しい。
例えば『違国日記』なんかを最初読んだのは、家にいられなくて漫画喫茶に行ったときだったが、おれは気づけばフラットシートで涙を流していた。
他にも、『ベイビーステップ』をじっくり読んで戦うことの熱を感じたし、最近だと『よふかしのうた』を読んでなぜか泣いた。なんでだろうね。あれ泣く漫画じゃないけれど、なにかが刺さったのだと思う。
今あげた作品は結局電子なり紙なりで買ったのだが、やはりあの閉じた矩形で読んだ時が、いちばんいい読み方ができた気がする。
おれにとって漫画喫茶はそういうところだ。
ただし、ドリンクバー付近の席はダメだ。うるさいから。