無人島から

誰が見るのか

一周忌

祖父の一周忌が終わった。

本当に暑くて、マスクもシャツもびしょびしょになってしまう。けれど、雨よりはいい。晴れてくれてよかった。

祖父の思い出の場所に行った。海風が心地よく、そこからお墓が見えた。

おれは昔からお経が好きだ。意味を理解していないけど。卒塔婆の名称を忘れていた。

写真好きのおじさんは気配りがすごい。

今日のこと、あるいはもう少し前のことを、たとえば鯛を食うたびに思い出すのだろうか。

疲れたけれど、必要なことだと思った。