無人島から

誰が見るのか

お茶のお誘い

好きな人がいる。

出会ってから3年くらいなのだが、毎回毎回新鮮に緊張してしまって、当日はそわそわしすぎてちょっと体調をくずしてしまうし、たった一文のLINEを送るのに1時間くらいかけてしまう。返事を待つ間は落ち着いていられない。

そして、どう思われるのか気にしてしまう。好きとまではいかなくとも、多少の愛着くらいは持っていてくれるのではないか、と思う。

おれは自分のことが基本的に嫌いで、人生に悲観的で、本当にどうにかして死なないように生きているけれど、その人と会うようになって、まあ、いなくなったら惜しんでくれるだろうと思うし、ネガティブなことを言うと咎めてくれるので、少なくとも自分を貶めることを言うのはやめようと思った。

恋愛感情というよくわからないものより、尊敬が一番にある。立派なひとなので、自分と比べると少しばかり劣等感もあるけれど、勇気をだして、おれから誘ってみたりする。

いま、ホントに落ち着かない。